排尿の回数

頻繁にトイレに行きたくなる、頻尿の症状。
あまりにも排尿の回数が多いと、病気ではないかと不安にもなりますよね。

通常、日中は5〜10回、夜間は0〜1回で、これよりも多い場合、頻尿となります。
排尿の回数が多くても、排尿時や排尿後の痛みや違和感が伴わなければ、
特に病気というわけではありません。

人間は、体内の水分を一定量に保つようになっています。
水分を多く取ったり、利尿作用のあるアルコールやお茶などを飲んだりすると、
当然排尿回数も増えます。注意しなければいけないのは、利尿作用のある
アルコールやお茶などを飲んだ後、排尿回数の増加が原因の脱水症状を起こさない
ようにすることです。

また、老化によっても頻尿になることが多いです。
更に、「外出中にトイレに行きたくなったらどうしよう」などの緊張から膀胱が
収縮することが原因で、頻尿になる場合もあります。

もし、頻尿で排尿時に痛みを伴うようならば、膀胱炎・尿道炎・前立腺炎などの
病気が原因の可能性があります。頻尿・排尿時の痛み以外の症状としては、
血尿や残尿感、にごった尿、下腹部の痛みなどの症状があります。

特に排尿時に痛みや違和感を伴わなければ、排尿の回数は気にすることはないです。
逆に、多すぎるのではないかと気にしすぎると、ストレスを与え、膀胱が収縮して
しまい、更に回数が増える可能性もあります。

あまりにも多すぎる、回数が気になる場合は、泌尿器科を受診し、相談してみましょう。